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むかしはよかったね? 連載第2回

 こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。最近のマイブームは納豆トーストです。納豆付属の和ガラシでなく、粒マスタードを使うのが、パオロ流。キューピーマスタードあらびきとか、スーパーで普通に売ってるヤツでけっこう。ちょっと酸味があるところがオツな味。和ガラシみたいに辛くないので、ちょっと多めに入れるのがコツです。しょうゆをたらして練ってからパンに載せ、スライスチーズをかぶせて焼くだけ。

 納豆のようにネバり強~く続けていきたい私の連載「むかしはよかったね?」が載っている新潮45の1月号が発売です。今号は目次を見てびっくりしました。執筆者の名前のカタカナ率がやたら高い。前号のアウェー感から、一転してホームな感じ。ヤマザキマリさんのマンガ連載まではじまってますよ。
 私の連載第2回のネタは「治安のいい日本で暮らせてよかった~!」です。
 当ブログではすでに何度か取りあげてますが、体感治安と実際の治安状況のズレがテーマです。現在の日本は、おそらく歴史上もっとも犯罪発生率が低くなっているのに、逆に、犯罪不安におびえる人はもっとも多くなっているという不思議な現象を、過去と現在を比較することで、あらためて検証してみました。
 振り込め詐欺被害が急増、とどこのマスコミも報じてますが、実際には被害件数は10年前の4分の1に減ってるし、戦前なんて現在の10倍以上の詐欺被害があったわけですよ。むかしのほうが悪い日本人はたくさんいて、身のまわりに犯罪があふれかえっていたんです。いまのほうがおとなしくていいひとが断然多いのに、凶悪犯が増えていると決めつけて、戦前のように小学校で道徳教育を強化しろ、なんて的外れな対策を講じようとする愚かで不勉強な日本のオトナたち。
 犯罪が増えると「過去最悪」と報じるのに、犯罪が減っても「過去最良」とは報じないマスコミ報道も偏ってます。
 さらに、空き巣の件数と新聞記事数を比較したら、体感治安が悪化するカラクリが明らかになりました。などなど、ブログでは書いてないネタが盛りだくさんなので、ぜひ、ご一読を。
[ 2013/12/18 10:26 ] おしらせ | TB(-) | CM(-)
プロフィール

Author:パオロ・マッツァリーノ
イタリア生まれの日本文化史研究家、戯作者。公式プロフィールにはイタリアン大学日本文化研究科卒とあるが、大学自体の存在が未確認。父は九州男児で国際スパイ(もしくは某ハンバーガーチェーンの店舗清掃員)、母はナポリの花売り娘、弟はフィレンツェ在住の家具職人のはずだが、本人はイタリア語で話しかけられるとなぜか聞こえないふりをするらしい。ジャズと立ち食いそばが好き。

パオロの著作
みんなの道徳解体新書

日本人のための怒りかた講座

エラい人にはウソがある

昔はよかった病

日本文化史

偽善のすすめ

13歳からの反社会学(文庫)

ザ・世のなか力

怒る!日本文化論

日本列島プチ改造論(文庫)

パオロ・マッツァリーノの日本史漫談

コドモダマシ(文庫)

13歳からの反社会学

続・反社会学講座(文庫)

日本列島プチ改造論

コドモダマシ

反社会学講座(文庫)

つっこみ力

反社会学の不埒な研究報告