反社会学講座ブログ

パオロ・マッツァリーノ公式ブログ
反社会学講座ブログ TOP > 未分類 > カゼひいたのでだらだらとテレビ見てます

カゼひいたのでだらだらとテレビ見てます

 こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。
 この冬は一度もカゼひかなかったのに、いまになってちょっとやられてしまいました。ここ2日ほどは、カップラーメンすすりながら、録りだめした映画やドラマなどをだらだら見てすごしてます。

 ところで、1~3月放送ドラマでよかったのは『フラジャイル』。医者の誤診などをテーマにした社会性と、脇役までまんべんなく目配りして描けてるドラマ性が合致した秀作でした。毎週すごく楽しみで、録画でなく放送を見てたほどです。これワンクールで終わらせるのもったいないですよ。まだ原作エピソードあるんでしょ? もうワンクールやってほしい。ただし、脚本は橋部さんのままでお願いします。他の人だと味付けが変わってしまうと思うので。

 ダークホースだったのが、『スミカスミレ』。老女が若返るという設定だけならそんなに珍しくもないのですが、ストーリー展開のテンポがよくて飽きが来ない、とてもよくできたドラマでした。金曜深夜だからあまり評判にならなかったけど、これ、もしも月9とかだったらかなりの視聴率とってたかもよ。桐谷美玲さんって声も顔もクセがあるんだけど、芝居を見てると気にならなくなるんですよね。不思議なセンスの持ち主です。

 先日からはじまった『ニンジャスレイヤー』ってアニメには驚愕しました。30分の放送で30回くらい「なんだよこれ(笑)」とつっこみまくれるギャグアニメ。日本はあいさつを大事にする国だからということで、敵忍者が「どうも、ニンジャスレイヤーさん」と丁寧にあいさつしたり、敵の組織名が「ソウカイヤ」って、なんなんだよこれ(笑)。そんな誤解されまくった日本文化が、ファミコンゲームみたいなチープな画面に矢継ぎ早に繰り出されます。これこそが、外国人がイメージするクールジャパンなのでしょう。
[ 2016/04/03 21:26 ] 未分類 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

Author:パオロ・マッツァリーノ
イタリア生まれの日本文化史研究家、戯作者。公式プロフィールにはイタリアン大学日本文化研究科卒とあるが、大学自体の存在が未確認。父は九州男児で国際スパイ(もしくは某ハンバーガーチェーンの店舗清掃員)、母はナポリの花売り娘、弟はフィレンツェ在住の家具職人のはずだが、本人はイタリア語で話しかけられるとなぜか聞こえないふりをするらしい。ジャズと立ち食いそばが好き。

パオロの著作
会社苦いかしょっぱいか

みんなの道徳解体新書

日本人のための怒りかた講座

エラい人にはウソがある

昔はよかった病

日本文化史

偽善のすすめ

13歳からの反社会学(文庫)

ザ・世のなか力

怒る!日本文化論

日本列島プチ改造論(文庫)

パオロ・マッツァリーノの日本史漫談

コドモダマシ(文庫)

13歳からの反社会学

続・反社会学講座(文庫)

日本列島プチ改造論

コドモダマシ

反社会学講座(文庫)

つっこみ力

反社会学の不埒な研究報告