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新刊のカバーができました

 こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。都知事選には出馬しません。千葉県民だから。ていうか、任期の半分もいかないうちに議員や首長が辞職したら、次点だった人が自動的に繰り上げ当選で残りの任期を勤めるってことにしちゃえばいいんじゃないの? そうすればムダに選挙費用もかからないし、あいつに譲るくらいならと思えば、気安く辞められなくなって任期をまっとうするはずです。よし、これも新党アルデンテのマニフェストにします。

 さて、22日発売予定の私の新刊『怒る!日本文化論』のカバーができあがりました。

 これまでの本とはかなり毛色のちがうデザインです。私はパッとみてけっこう気に入ったのですが、いかがなものでしょう。パオロのキャラが表紙に出ていないはじめてのパターンです。『つっこみ力』は新書だからカバーイラストはなかったはず? じつは初版の帯にしっかりと吉田戦車さんのイラストが入ってたのでした。ホラ、左の著作一覧を見れば――とここまで書いて、大チョンボに気づきました。著作一覧に『つっこみ力』が入ってなかった。ブログを開設してから今の今まで気づかなかったとは……。すぐに追加しておきました。
 いろんなマンガ家さんにパオロのキャラを(想像で)描いてもらって表紙に使うパターンは、そろそろやめようと自分でも思ってたんです。それで今回、表紙デザインに関しては完全おまかせにしました。
 表紙の下のほうに、行儀の悪い子供も叱れない人に、天下国家を語る資格はありません! と挑発的なコピーが入ってます。これは私が本文に書いた文章とはちょいとちがうのですが、ほぼニュアンスは同じなので、文字通りの意味にとっていただいてもけっこうです。
「このままでは日本がダメになる」「日本は滅びてしまう」なんてデカい心配は無用です。日本がダメなのは何百年も前からのことだし、かといって日本は滅びてないのだから、心配するほどダメでもない。
 だから、デカい心配をする前に、自分の身のまわりの小さな問題や不満に目を向け、ひとつでもいいから改善する努力をしてみましょうよ、私もやってみましたから。で、そのための理論と実践を説いたのが『怒る!日本文化論』です。
 よそのこども、よそのオトナ、知らない他人とじかに関わることも大切なんじゃないですか。ふれあい、ふれあい、と口ではきれいごとをいうけど、じつは他人とのコミュニケーションを、必要以上に避ける傾向が日本人にはあるように思えてなりません。
 たとえば、お店で店員の対応が不満だったら、ツイッターで悪口雑言を流すのでなく、その場で本人にいうべきなんです。それでお互いちょっと気まずい思いをするのも、立派なコミュニケーションです。怒るのだって、ふれあいなんですから。
[ 2012/11/13 14:16 ] おしらせ | TB(-) | CM(-)
プロフィール

Author:パオロ・マッツァリーノ
イタリア生まれの日本文化史研究家、戯作者。公式プロフィールにはイタリアン大学日本文化研究科卒とあるが、大学自体の存在が未確認。父は九州男児で国際スパイ(もしくは某ハンバーガーチェーンの店舗清掃員)、母はナポリの花売り娘、弟はフィレンツェ在住の家具職人のはずだが、本人はイタリア語で話しかけられるとなぜか聞こえないふりをするらしい。ジャズと立ち食いそばが好き。

パオロの著作
会社苦いかしょっぱいか

みんなの道徳解体新書

日本人のための怒りかた講座

エラい人にはウソがある

昔はよかった病

日本文化史

偽善のすすめ

13歳からの反社会学(文庫)

ザ・世のなか力

怒る!日本文化論

日本列島プチ改造論(文庫)

パオロ・マッツァリーノの日本史漫談

コドモダマシ(文庫)

13歳からの反社会学

続・反社会学講座(文庫)

日本列島プチ改造論

コドモダマシ

反社会学講座(文庫)

つっこみ力

反社会学の不埒な研究報告