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東京スカイツリーに行ってきました

 こんにちは、歳を取っても丸くなるどころか、反骨心が衰えないパオロ・マッツァリーノです。ちかごろ日本では、芸能人はコンサートやライブに首相をお招きしてご機嫌取らないといけなくなったようです。芸能人がラジオ番組で首相を批判するだけで叩かれるだなんて、本当に日本は民主主義国家なのでしょうか。むかしは政治評論家が平気でテレビで「栄作のバカ」とか首相をこき下ろして、国民もそういうのを楽しんでたはずなんですが。

 いいたいこともいえないこんな世の中じゃポイズ~ン、などと口ずさみながら町を歩いていたら、むこうに見えてきたのは、東京スカイツリーではないですか。
 展望台とか高いところが好きで、旅先になんとかタワーみたいなのがあると必ずのぼる私としては、当然スカイツリーにものぼりたくてたまらなかったのですが、行列に並ぶのがなにより嫌いなもので、ずっとこらえてたのでした。
 開業して1年もたったし、連休明けの平日だからそんなに混んでなかろうと、天気がよく風もなかった5月10日の朝、ぶらりと訪れてみました。
 午前10時くらいに着いたら、待ち時間などもなく、当日券買ってすぐに入場できました。11時すぎに降りてきたら、50分待ちとなってたので、混むのがイヤな人は、平日に朝イチで行くといいみたいですよ。
 展望台にのぼるエレベーターの安定度、なめらかさは、聞きしに勝る凄さです。相当なスピードが出てるはずなのに、揺れなどまったくなく、耳がキーンとしなければ、ホントに動いてるのかすらわからないくらい。いや決しておおげさじゃなくて。
 せっかくなんでもう1000円払って上の回廊にも上がりましたけど、あのくらい高くなってしまうと、下の展望台も上の回廊もあんまり変わらない感じ。あまりに高いと景色に現実感がなくなってくるというか。
 下の展望台には、床がガラス張りになってて上に立てるところもあります。同じ仕掛けが東京タワーにもあるのですが、東京タワーのほうがぞくぞくしたような気がします。これもやっぱり高すぎて現実感がなくなるせい?
 タワーから降りてソラマチ、商業施設も見て回りましたけど、とにかく全体が広くて店が多すぎて、全部見たら一日がかりでしょう。古くからある地元商店街の人たちは、スカイツリーができても客が来ないと嘆いているそうですが、そりゃあ、スカイツリーを見に来た人は、ソラマチだけでもういいやってなりますよ。近所の商店街まで足を伸ばそうってのは、よほどスタミナのある人か、リピーターです。
 おみやげには、スカイツリーコロンを買いました。要はグリコのコロンが長ーくなっただけなんですけど。私は観光地に行ってもあまりおみやげを買わないのですが、長いパッケージがいかにもスカイツリーみやげという感じがしたもんで、ついつい購入してしまいました。
 一本食べてみてマズかったら、恩着せがましくだれかにおすそわけしようなどと考えていたのですが、期待値を軽々クリアするおいしさ。コロンを食べるのはこどものころ以来だったのですが、もっと駄菓子っぽくて安っぽいこどもだましの味だった記憶があります。いまのは、ちゃんとバニラの風味が効いてて外側もサクサクしてます。改良されてるんですね。
 ソラカラちゃんとか顔色の悪いブルドッグとかヘンなペンギンには会えませんでした。着ぐるみは土日とかにしかいないのかな。
[ 2013/05/13 11:05 ] 未分類 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

Author:パオロ・マッツァリーノ
イタリア生まれの日本文化史研究家、戯作者。公式プロフィールにはイタリアン大学日本文化研究科卒とあるが、大学自体の存在が未確認。父は九州男児で国際スパイ(もしくは某ハンバーガーチェーンの店舗清掃員)、母はナポリの花売り娘、弟はフィレンツェ在住の家具職人のはずだが、本人はイタリア語で話しかけられるとなぜか聞こえないふりをするらしい。ジャズと立ち食いそばが好き。

パオロの著作
みんなの道徳解体新書

日本人のための怒りかた講座

エラい人にはウソがある

昔はよかった病

日本文化史

偽善のすすめ

13歳からの反社会学(文庫)

ザ・世のなか力

怒る!日本文化論

日本列島プチ改造論(文庫)

パオロ・マッツァリーノの日本史漫談

コドモダマシ(文庫)

13歳からの反社会学

続・反社会学講座(文庫)

日本列島プチ改造論

コドモダマシ

反社会学講座(文庫)

つっこみ力

反社会学の不埒な研究報告