こんにちは。著書の内容がいつも濃厚なパオロ・マッツァリーノです。
いま食品業界では、お菓子や飲料、シチューにカレー、なんでも「濃い味」ブームなんだそうです。私の本だけは、なぜかブームに乗り遅れているようですが。
で、こないだあるテレビ番組で濃い味ブームを特集してて、広告代理店の人が、「不景気のときには、濃い味のほうがお得感があるので消費者にウケるのだ」みたいな分析をしてましたけど……ただ単に、みんなの舌がバカになってきただけなんじゃないの?
まあたしかに、商品のパッケージに「お~いお茶バカ舌」「バカ舌向けシチュー」「ポテトチップスバカ舌用」と正直に書いちゃうわけにもいきませんから。濃い味、濃厚ってのは、消費者を気づかった婉曲表現なんでしょうね。
さて、話は変わりまして、下ネタです。ウソです。好評連載中(推定)の、
悩めるお母さんのための読書案内が更新されました。今回取りあげたのは、『こんなに厳しい!世界の校則』。読み捨て雑学新書のようですが、その手の本にありがちなやっつけ水増し感がなく、しっかり濃いめの情報が詰まってる良心的な本でした。
いつもより短めですが、今日はこのへんで失礼します。今晩は早く寝て、明日の朝、日食見るつもりだから……え? 今朝だったの? もう終わっちゃった?