こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。
また農水大臣辞めたのかよ! ってみなさんもう慣れっこになってるんじゃないかと思いますけど、実際のところ、途中で辞めたのは何大臣が多いのか、知りたいですよね。
調べるの大変そうだなあ、ギャラもらえるわけでもないのに調べるの面倒だなあと思ったら、ネットにいい情報をまとめてくれてるかたがいたので助かりました。ありがとうございます。
歴代閣僚辞任一覧表
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20090219/p3 この資料を使って数えてみましたら、やはり下馬評通り、一番多かったのは農水
(農林)大臣でした。この資料ですと13人
(2014年まで)ですから、今回ひとり増えて14人と、2位以下を引き離しにかかった模様。今後も利権と癒着の独走態勢が続くのでしょうか。がんばってください。
第2位は法務大臣
(11人)。去年お辞めになったかたの印象がまだ強く残ってますが、それ以前のかたはあまりピンときません。今後の巻き返しを期待します。
3位以下は省庁再編があったせいで、ややこしいことになります。防衛大臣は前身である防衛庁長官も含めれば10人で第3位。まずは自分のポストを防衛したほうがよさそうです。ただし、長官時代はカウントしないとなりますと、財務
(大蔵)大臣の9人が3位に昇格します。
政府はカジノ構想に先駆けて、どの大臣が途中辞任するか予想するクジを販売したらいかがでしょう。ギャンブルをきっかけに、国民が政治に関心を持つようになれば素晴らしいではありませんか。