こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。
テレビ番組表を眺めてたら、『吉木りさに怒られたい』という興味深い文字が目にとびこんできたので、実際に番組を見てみました。
タイトルにいつわりなし、ただ数分間、吉木りささんに怒られるというだけの、マゾ大喜び(なのかどうか知らんけど。マゾの知り合いはいないので)の番組でした。
企画意図はナイスですけど、私はハマらなかったなあ。吉木さんのキャスティングはちょっとちがう気がします。いえ、吉木さんが嫌いなわけではありません。吉木さんだと顔も声もかわいすぎるんですよ。せっかく怒られるのなら、もう少し、リアルな怒られ感が欲しいところ。
とくに声ですね。吉木さんは独特の、なんちゅうか、アニメ声? 非現実的な感じがしちゃって、怒られ感が削がれてしまうのです。だから同様に「桐谷美玲に怒られたい」も「武井咲に怒られたい」も声質のせいで怒られてる感じが出ない。「高橋真麻に怒られたい」はもってのほか。ソプラノボイスで怒られたら、笑ってしまうかもしれません。
もう少し低めの落ち着いたトーンの声で怒られたいんですよ。加えて、ちょっと頭が良さそうな雰囲気もください。バカっぽいのはダメ。バカに怒られたくないもの。
となるとやっぱり、「北川景子に怒られたい」。これだな。北川さんのあの顔と声と知性。ちょうどいい怒られ感を醸し出してくれるはずです。
北川さん以外で捨てがたいのが、「吹石一恵に怒られたい」。あの正義感の強そうな雰囲気がたまらないですね。それと、ハーフ枠(どんな枠だ)で、TBSアナウンサーの「小林悠に怒られたい」もはずせないよなあ……
暑さにやられたおっさんの妄想におつきあいいただき、ありがとうございました。
[ 2014/08/05 17:57 ]
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