こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。何十時間もゲームを続ける根気がないのでRPGはやりません。何百回も戦闘を繰り返しレベルを上げる作業は時間の無駄としか思えません。そんなわけでドラクエもファイナルファンタジーもやったことがないのですが、記憶がかすれるくらいむかしに、RPGをやったことはあります。パソコンのアップルⅡで『ウルティマ3』をクリアしました。ええ、その当時はまだ若いから根気があったんです。
その当時『バーズテイル』というRPGがありまして、アップル版はウルティマで育てたキャラをそのまま使えると聞きました。他のメーカーの有名ゲームのセーブデータを読み込んで、鍛え上げたキャラを使えてしまうって画期的でしょ。いまだったら著作権とかの絡みで実現できなさそうですが、当時はゆるかったんでしょうね。
で、購入してやってみました。ウルティマ3のセーブデータが入ったフロッピーディスク(5インチですよ! 懐かしい!)が読み込まれ、ゲームがはじまると、ひとり見慣れないヤツがいます。スキンヘッドの男なんてウルティマのパーティーにはいなかったはずだけど……? バーズテイルにはクレリック(僧侶)がないので、モンクという職業に変換されたようなのですが、いざゲームをはじめると、こいつが素手で敵を次々に瞬殺していくではありませんか。
どうやらこのゲームでのモンクは、少林寺の修行僧みたいなイメージらしいのです。ウルティマでは仲間を癒すくらいしか使いみちがなかったクレリックが、最強の殺戮マシーンへと転職したのですが、使えないヤツと決めつけてたので、ZUBIZUBAという超適当な名前をつけてしまったことが悔やまれました。
[ 2017/07/30 21:36 ]
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