こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。もし、器の小さい人だ、と悪口をいわれたら、自分は小さな発見と小さなしあわせを大事にする人なのだ、と反論しましょう。
相変わらず、いろいろ調べ物をしたり、ネタを仕入れたりするために、図書館に通ってます。
こないだ国会図書館にいましたら、大のほうがもよおしてきたので、トイレに入りました。すると、おお、大便器にウォシュレットがついてるではありませんか。ウォシュレットは20世紀の発明品のなかでもベストテンに入ると信じて疑わない愛好者の私にとっては、うれしい発見でした。なお、ウォシュレットはTOTOの商標だそうですが、TOTO製だったかどうかは確認してません。ここでは一般名としてこの言葉を使用させてもらいます。
あれ? でも国会図書館で大をしたのは、はじめてではなかったはずですが、以前はついてなかったような。館内のトイレをすべて調べたわけではないので確信は持てませんが、国会図書館は本館と新館、2棟の建物がつながってできていまして、どうやら新館のトイレの一部だけにウォシュレットがついてるようです。
ただ、使ってみたらなんと、お湯じゃなくて水が出てきたのには参りました。水だと、肛門に当たった瞬間に、ひゃーっ! ってなるんだから、かんべんしてくださいよ。おどかしっこなしですぜ、旦那。こちとら江戸っ子なんすから(だれなんだよ)。たまたま故障してたのか、設定がおかしかったのか。まさか節電のため? じゃないよねえ。
そういえば、国会図書館は節電対策として、トイレに人感センサーみたいのがついてます。人がだれもいないときは自動的に中の電気が消えて真っ暗になるんです。入ろうとしてドアを開けるとパッと明かりが点くようになってますが、もし他に利用者がいない状態で長時間、じっと動かず大をしてたら、センサーが無人になったと判断して、突然真っ暗になるなんてことはないのでしょうか。機械はそんなアホじゃない?
[ 2012/10/08 19:53 ]
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